映画日記blog

見た映画その他についての日記です

2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年12月に読んだ本

prisoner's books2008年12月アイテム数:4 名人―志ん生、そして志ん朝 (朝日選書)小林 信彦12月11日マーケティング・リテラシー―知的消費の技法谷村 智康12月11日アメリカの原理主義 (集英社新書)河野 博子12月11日風天―渥美清のうた森 英介12月11日powered …

「ホット・ロック」

1971年公開作品だけれど、ヘリコプターでニューヨークの上空を飛ぶシーン、世界貿易センタービルがまだ建設中なのが写る(ビルが完成したのは、ノースタワーが1972年、サウスタワーが1973年)。 さらにパンナムビルが写るシーンもある。 警察のまわりで模擬…

「デス・レース」

ロジャー・コーマンが製作した「デス・レース2000年」のリメーク(今回も製作総指揮にコーマンの名が入っている)だが、内容はほとんどオリジナルといっていい、といってもさほどオリジナリティのあるストーリーではなく、「ローラーボール」とか「バトルラ…

『電撃脱走 地獄のターゲット』 70点

電撃脱走 地獄のターゲット 1972年/イギリス 凝ってます 総合 70点 ストーリー 0点 キャスト 0点 演出 60点 ビジュアル 80点 音楽 70点 画面作りが非常に凝っているのがお楽しみで、「上海から来た女」か「燃えよドラゴン」かという鏡張りの部屋の趣向なん…

「私は貝になりたい」

フランキー堺が主演した元のテレビドラマは見ていないが、映画版は見ている。 所ジョージ主演でリメイクされたテレビドラマは、途中で入るCMが同じ所ジョージ出演によるもので、シリアスな気分をぶち壊すこと、おびただしいのを一番よく覚えている。 いずれ…

すっぽんビル

鹿島建設が自らの社屋に対して使った、ビルの下から徐々に削ぎ取るようにして取り壊す工法の実写です。 本ホームページ

「イントゥ・ザ・ワイルド」

恵まれた生まれ育ちを捨ててドロップアウトしてアメリカ中を放浪する内容といい、ところどころでやたらと凝った映像処理をしてみせるところといい、今どき珍しいニューシネマの匂いがする。 反抗的な役柄と実生活を過ごしてきたショーン・ペンが、時間を経て…

「暴行」

ポール・ニューマンがオリジナルの「羅生門」の三船敏郎にあたる役?というのが見る前の疑問だったのだが、見たらもっと疑問。髪を黒くして髭を伸ばし、メキシコなまりの発音と、なんだかアンソニー・クインのコスプレみたい。 直接アメリカでリメイクのシナ…

「ゴーストシップ」

映画の中で語られているが、誰もいない豪華客船というマリー・セレスト号事件ばりのムード。もっとも、あの事件の真相というのは手品の種明かしじみて白けるものらしいけれど、出だしとすると魅力的。ロバート・ゼメキスが製作に加わっているので、「ゴース…

「ブラックサイト」

サイトのクリック数が増えるほどリアルタイムでアップされている犠牲者の死が早まる、という発想が気に入って見ることにしたわけど、ネット社会的に無責任な愉快犯と思わせて実は無責任さを告発しているというあたり、「相棒 劇場版」と偶然だろうけれど似て…

「輪廻」

現在の荒廃したホテルと過去の営業していたホテルが交錯するあたりは「シャイニング」ばりで結構見せるが、後半になって映画中映画の場面と、過去の実際の連続殺人事件の八ミリ映像、それから優香が霊感だかで見る情景とがにだんだんごちゃごちゃしてきて頭…

「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」

ありもしないカメラを相手にやたら熱演するバカ役者の話、という意味で「マジックアワー」と通じるのだが、俳優が監督しているせいか、やや「映画」ではなく「芝居」の方にウェイトがかかっている。また、映画にせよ芝居にせよ、もともとあまりハッピーなも…

再会 ロバート・レッドフォードとポール・ニューマン

アクターズ・スタジオ・インタビュー『ポール・ニューマン』 と続けての放映。 このインタビュー・シリーズはずいぶん大勢が登場したわけだが、この1994年の当時スタジオの校長だったニューマンが第一回。 今では嘘みたいな話だけれど、デビュー当時のニュー…

「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」

「コーラスライン」といえばオーディションそのものをモチーフにして、舞台に立っているダンサーたちに実際にオーディションを勝ち抜いてきたであろう過去を重ねて見る作りなのだけれど、このドキュメンタリーはそのオーディションそのものを追う。素のダン…

「リトル・ロマンス」

なんとなく見たようなつもりでいて、ちゃんと通して見たことのなかった映画。もっとも、そんなにイメージと実物に違いはありません。当時十三歳のダイアン・レインの初々しいこと。このあとみるみるうちに成長して結婚して子供ができて離婚してまた再婚して…

2008年11月に読んだ本

prisoner's books2008年11月アイテム数:30 漫画ノートいしかわじゅん11月03日ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊立花 隆11月03日封印されたミッキーマウス―美少女ゲームから核兵器まで抹殺された12のエピソード安藤 …

「ブルース・リーの生と死」

映画によるブルース・リー記念館といった作り。リーの数々の映画の断片や遺品や思い出の場所や品を豊富に揃えてみたけれど、ひたすら賛美に終始して、あまり映画に写ってているイメージ以外の部分の追求はしていない。リーが座等市に扮してみせている写真な…

「ハッピーフライト」

ラスト、鳥の羽が風に乗って空中に飛び去るカットが「フォレスト・ガンプ」みたいだな、と思うと、全体の構成も同じロン・ハワード監督の「アポロ13」同様の特殊なヒーローがいないで、プロのチーム全体が力を合わせて危機を乗り切る敗戦処理の話であること…

「N.Y.式ハッピー・セラピー」

気が小さくて怒れない男アダム・サンドラーとそれをやたら挑発する当人がセラピーを受けた方がいいセラピストジャック・ニコルソンのやりとりが中心なのだけれど、見ていてどうにもイライラする。サンドラーが正当な怒りを発散しようとするとすぐ押さえつけ…

「クローバーフィールド 」

クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディションパラマウント ホーム エンタテインメント ジャパンこのアイテムの詳細を見る アイデア倒れの典型。 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」ばりのフェイク・ホームムービーで怪獣映画を作…

「北京ヴァイオリン」

ラスト、これでいいのかなあ、と思う。最初の教師が髪型といい、不精さ加減といい、ベートーベンのイメージ。中国の地方と中央との格差がもろに描かれている分、ラストが甘すぎる気がかなりする。張凱歌が役者としてエリート的な教師をやっているのが説得力…

なんでしょ、これ。 本ホームページ

「幸福」

オープニングで遠くに家族がぼやけて写っているひまわりのアップに虫がとまっているのが、幸福という言葉についた一点のシミとも見える。さらに、妻が最初にするのが、消えかけた焚き火に水をかけて消す、というのも何か意味深。セリフではなくカメラが物を…

「ゴルゴ13 九竜の首」

同じテレビ東京系の深夜でアニメ版の「ゴルゴ13」を放映中なのに合わせたのだろうけれど、正直なところ珍品を期待して見て、やはりなかなかの珍品でした。パンチパーマの千葉真一のゴルゴというのが相当な珍景。そのくせもみ上げはしっかり伸ばしていて、メ…

「レッドクリフ PartI」

二時間半という長尺の割りに、くたびれずにすらすら見られる。キャラクターがみんな「ご存知」という感じで、それをまたきちんとゲームのキャラクターばりに図式的に絵解きしてくれるから、製作スケールはものすごく大きいにも関わらず、時間感覚からすると…

「僕らのミライへ逆回転」

ハリウッド大作をアナログ的ハンドメイドでリメイクする、という基本アイデアが気に入って見たのだけれど、実際の出来の方は期待ほどにはいかず。 映画ごっこ遊びの楽しさ、というのはわかるのだけれど、リメイクの製作現場は見られても実際の映像としては出…

「母たちの村」

色彩の鮮明なのにびっくり。割礼要員の揃いの真っ赤な衣装や、フランス帰りの村長の息子の足元に並べる色とりどりの布の色とデザインの見事なこと。あと、村の建物もよくある泥を固めただけの掘っ立て小屋ではなく、モダンアートと思わせるばかり。欧米から…

「その木戸を通って」

1993年に製作されていながら、ハイビジョンによる製作という特殊な事情から見る機会がほとんどなかった市川崑作品。 人物だけ色がついていて背景がモノクロになっていたり、といった処理は随所に見られるけれど、やたらと技術に溺れることのない、全体に見慣…

「太平洋ひとりぼっち」

太平洋横断の後、久しぶりに入った風呂がものすごく汚れたり、家族からかかってきた電話も無視して欲も得もなく眠りこけているあたりの市川崑らしいひねった締めくくりは面白い。 冒険家って、どうやって費用を都合するんだろうとニュースを聞くたびに不思議…

「奥さまは魔女」

奥さまは魔女ソニー・ピクチャーズエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る 悪く凝り過ぎとしか思えない作り。 テレビ版「奥さまは魔女」のリメークではなく、リメークを作ろうとしているところに本物の魔女の二コール・キッドマンがやってくる、という…