けっこうドワネルさん、だらしないようでモテモテなんだよなあ。 マリー=フランス・ピジェが出演だけでなく脚本にも参加している。
これまでのジャン=ピエール・レオ主演のフランソワ・トリュフォーの自伝的映画のしめくくりとあって、出演作そのものの抜粋がかなり引用される。
けっこうドワネルさん、だらしないようでモテモテなんだよなあ。 マリー=フランス・ピジェが出演だけでなく脚本にも参加している。
これまでのジャン=ピエール・レオ主演のフランソワ・トリュフォーの自伝的映画のしめくくりとあって、出演作そのものの抜粋がかなり引用される。

女性の脚が石畳を往復するオープニングでじいっと脚をみつめるカメラが監督フランソワ・トリュフォーの目と一体化しているのは「恋愛日記」と一緒。
果物屋とポスター売りの両方相手にマドモアゼルではなくマダムですと断るのが「夜霧の恋人たち」では恋人役だったクロード・ジャドが今回は結婚している設定に見合っている。
アパルトマンが古くてエレベーターがついていない。
管理人がスケベな視線丸出しで新婚のクロード・ジャドを見ている。
アントワーヌ・ドワネル=ジャン・ピエール・レオが「母の日なんてナチの発明だ」なんて暴論を吐いたりする。日本の生け花について言及したりする。



限られた場所にやって来た若い男女が次々と殺されていく、どれくらい繰り返されたかわからないパターンもタイムループものと組み合わせることで新機軸を打ち出せた。
タイムループが無間地獄っぽくも見える。
いかにも怪しげに出てきた雑貨店の店主実はマッドドクターがピーター・ストーメアなのだが、原作になったゲームでも同じ役をやってたらしい。ゲームにはおよそ疎いので全然知らなかったが、それだけまっさらに近い状態で見られた。
R指定を通り越して成人X指定なのだがムリはない。

ディテール、細かいところを味わう性格の映画。
ジャン=ピエール・レオが軍隊からダメ兵士の烙印を押されておっぽり出されるところでヤケ気味に笑っているのに始まって、娼婦を買おうとしたら口にキスは嫌とか髪に触らないでとか言われてあっさりあきらめたり、あまり美人でない女の後ろ姿を追うと警察に通報されたりと気が弱いダメダメぶりが可笑しい。
トリュフォーの自伝的作品なわけだが、初期の「大人はわかってくれない」に比べるとかなり余裕が出ている。